27日-11.Piu f (@piu_f) #UNIDOL
この日最後のトリを飾ったのは慶應義塾大学のPiu f(ピウフォルテ)であった。
早慶上智という受験生憧れの私大群で早稲田大学と上智大学が精力的に活動している中での慶應義塾大学の参加である。
前はあいしゃとみえこのコンビで「Piu」として参加して、以下の動画見たく夫婦漫才のように息がぴったりなコンビであった。(残念ながら見れなかったのだが。)
しかし、今回はみえこさんが理系で学業が忙しいので、あいしゃさんとわんこさん、ゆりさん、かなこさんの4人であった。みえこさん含め5人は中高時代からのよしみらしいとのこと。
セットリストは真ん中の3曲目がシークレットだった他は公式アカウントで公開された。内容は以下のとおりである。
これはMaybe,SPHが立て続けに1曲目で披露した曲だが、最後の最後でも1曲目として披露された。他の2チームとは違って「最初のセリフ」は省かれていたものの、他の2チームよりもリズミカルにパフォーマンスをやっていたように思われた。
2.「Wonderful Rush」(μ's)
こちらはラブライブの楽曲であった。実は、「UNIDOLでラブライブ!」はUNIDOLのグループの中ではPiu fさんが発端となり、運営さんがtwitterでゴーサインを出したことから実現したのである。
そんないきさつもあってか、一番気になっていた曲目がこれである。多少リズムがズレていた部分もあるが、元気一杯にパフォーマンスしていたのが印象的だった。
予め予告されていたシークレット曲はAKB辺りを予想していたのだが、まさかの青い珊瑚礁。UNIDOLはさかのぼっても全盛期のモー娘(01年頃)までであったのだが、ここで「青い珊瑚礁」が出てきたので、驚きを隠せなかった。この曲は前も「ブラウン管娘」の記事で述べたように、思い入れのある一曲なのだが、普段は普通の地下アイドルとして活躍しているあいしゃさんがいきなり歌い出したのだ。
歌はしっかりと歌えており、感じが良かった。それだけでなく、途中にMCを挟んだり、メンバー2人がバレエ顔負けの柔軟をしたりと言った形で「飽きさせない」工夫に富んだ一幕であった。
先ほどのスペシャルなサプライズで弾みをつけたのか、紫色のコスチュームの人が凛とした輝きを見せており、全体としてもしなやかな感じであった。また、ここで馬跳びがあったのも特徴的であった。
最後は「言い訳Maybe」であった。前日ツイキャスをやっていたMaybeの面々が「Maybeで始まってMaybeで終わる」と言っていたので、これもとても気になっていた。
奇しくも、セットリスト非公開であった立教アイドル研究会が先にやってしまったのだが、Piu fさんの「言い訳Maybe」はみずみずしさや気品のよさを醸しだしていたパフォーマンスであった。
(全体の構造)
ラブライブやら松田聖子やら他のグループがあまりやらないギミックを持ち合わせたセットリストを繰り広げた団体でした。
花を散りばめた結婚式のようなドレスも洒落た感じで、他の団体とは一線を画した「上品な気風」がにじみ出ていました。
素晴らしい演技ありがとうございました。