関西-2.立命館大学ハロプロ研究会
続いては、立命館大学のハロプロ研究会(通称:立ハロ)だった。
アイドル研究会がグループを送り込んだり、ハロプロのコピーだけをやることを標榜するグループはいたものの、ハロプロ研究会が直々に参戦するのは初めてである。
色別の単色フリルの衣装で
緑のなっきー
ピンクのりさ
水色のかおり
黄色のもか
赤色のみくりん
の5人が演技した。
【講評】
1.「都会の一人暮らし」(キュート)
いきなりシンクロ度の高い切れ味のあるダンスであった。このパフォーマンスには表情に特色があり、「破顔の笑み」という言葉で形容しうるものであった。それは「心からこの曲が好きで、何も計算せずとも気づいたら踊れてしまう」という感覚から来るかもしれない。
2.「都会っ子純情」(キュート)
本大会関東予選でMaybe、SPH、Piu f、Ribbonと数多く演じられた一曲。最初のソロダンスにぎこちなさがあったものの、黄色のモカさんが発した最初のセリフ(「素直に~云々」のくだり)に特色があり、レモンの甘酸っぱさを表面に出しつつも中に演歌のような和テイスト(「浪花節」のようなものといえばいいだろうか)がこもっていた場面であった。その後のパフォーマンスはシリアスなこの曲をうまく表現しており、手足だけでなく胴体も度々動かしているのが見られ、感慨深い一面で有った。
そして、最後のセリフでは、黄色のもかさんが最初とは打って変わって不思議ちゃんのような雰囲気を醸し出しており、この変化も面白みのあるものであった。
(全体構造)
ハロプロ研究会の面々が来ていたせいか、とても盛り上がりに富んだ演技であり、都会っ子純情ではオタ芸を繰り広げていた。
ファッションセンスも良く、ダンスも良いので、わこプロさんあたりとハロプロ縛りのイベント等で一緒に見てみたいグループであった。