関西-3.龍谷大学アイドルサークルあいどる
3番目は龍谷大学のアイドルサークルであった。
ここは演技前はあまりイメージが想像できなかったのだが、ダンスサークルではない「アイドルサークル」として目にかけていた。
演者は以下の4人。衣装はオーソドックスな紺の襟のセーラー服であった。
みさみさ-リーダー。イチゴの国の出身設定。黒のポニーテール。
ぽんちょ-茶のストレート。数学が好き。理系?
れーちん-ドラえもん2012(「アッタマテカテーカ」の歌)で自己紹介。茶の三つ編み。
あやちゃん-ツンデレキャラ。ロングツインテール。
【講評】
1.「ポニーテールとシュシュ」(AKB48)
ダンスサークルではないので、こちらもぎごち無さがあったものの、水着ではなく、セーラー服での演技であったため、原曲以上にキュンとくる演技であった。
中間MC
演技後各グループに設けられたMCと別個に、MCがあった。
内容は、自己紹介と「最近幸せだったこと」、「夏に行きたい場所」であった。
・「最近幸せだったこと」
ぽんちょ-微積分のテストで100点をとったこと
えーちん-特段の出来事ではないが、いつもたのしい。
・「夏に行きたい場所」
ぽんちょ-どこかでスイカ割り
えーちん-神社
あやちゃん-沖縄
みさみさ-避暑がてらいちごの国に帰りたい
リーダーのみさみささんが音頭を取りつつ、関西らしくリズミカルなMCであった。
2.「夏色えがおで1, 2, Jump!」(μ's)
この日唯一のラブライブ曲。女子高生のハルヒダンスのような素人っぽさやあどけなさが所々にあったものの、そこが「市井の女子高生」らしさを醸し出しているようで、このような雰囲気でやるラブライブ曲も中々いい味を出していた。
(全体構成)
「夏」を基軸としたセットリストだったようで、弾けるような感じでのパフォーマンスであった。
あくまでもアイドルサークルなので、ダンスに色々と稚拙さはあったものの、オーソドックスなセーラー服の衣装や変化のある個人的なMCといった個性あふれる要素が満載のセットリストであった。
それに、まじめそうなみさみさ、元気そうなぽんちょ、島崎遥香的な”ぽんこつ”要素を持つあやちゃん、乃木坂46の松村沙友理に通底する”関西風のおしとやかさ”を持つえーちんの4人の個性がそれぞれ強く出ていたのも印象的であった。
この個性ある4人がこれからユニドルの世界で飛躍することを期待したい。