【3位】第4回本選8.Tomboys

本選8チーム目は東洋大のTomboysであった。

このチームは予選では、「体育会系」の演技を繰り広げ、小さなアストロホールを大きく駆けまわり、ドルクラやロリポップを抑え、2日目を2位で通過したチームである。

(セットリスト)

1.いちごパフェ(アイドルカレッジ)

2.プリプリSUMMERキッス(Super Girls)

3.Cheeky Dreamer(Cheeky Parade)

4.オキドキ(SKE48)

(講評)

 全体の流れとしては、予選でもあった「おもちゃの兵隊のような入場行進曲」から始まり、アグレッシブ・元気・体育会系というtomboysの特徴をしっかりと捉えたセットリストであった。それでもって、メンバーごとに設けられたカラーのドレスによるカラフルな演技もセットリストをより際立たせていたのが印象的であった。
 曲ごとに見ると、「いちごパフェ」は「メイドカフェ」を彷彿させるような予選のドルクラとは正反対に、元気いっぱいではしゃいでいるような演技であった。「プリプリSUMMERキッス」は”夏を煽る”ような敗者復活戦のS’herieの演技とは異なり、身体能力を活かしての賑やかなパレードとも言える演技であった。

 「Cheeky Dreamer」は予選のレポートで書いたように念願のチキパの楽曲であったのだが、アグレッシブかつ華麗な演技であり、Tomboysさんのポテンシャルを活かしていたのが印象的であった。だが、最後の「オキドキ」の方がよりtomboysさんが活き活きとしており、トリの楽曲にふさわしいキラキラとしてかつ隊列もしっかりとした演技であった。
 このチームの第一印象はズバリ”体育会系”であり、シリアス系やかわいい系の楽曲よりも今回やった「Cheeky Dreamer」や「オキドキ」のような元気系の曲がぴったりのグループであった。こういうチームは今までいなかったように思えたので、このチームが初出場ながらも予選を2日目2位で突破し、決勝で3位を取れたのも頷ける。
 冬季に参加する折には「寒い冬でも熱くなれる」セットリストで挑んで欲しい。

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