【表参道MODE賞受賞】第4回本選12.Copia(敗者復活戦1位通過)

本選のトリは敗者復活戦でもトリを飾り、見事敗者復活戦を1位通過したCopiaであった。

 

(セットリスト)

1.チョッパー☆チョッパー(アップアップガールズ(仮))

2.君の代わりは居やしない(モーニング娘。'14)

3.飛行実習(アフィリアサーガイースト)※本選の会場で使用された動画です。

4.アイシテラブル!(SKE48)

5.LALALOVETRAIN(PASSPO☆)

(講評)

  全体としては、全曲で衣装が異なっていたせいか、5曲とも変化あふれるセットリストであった。ただ、総じて「元気いっぱい」なパフォーマンスであったことが印象的である。
 その勢いは1曲目の「チョッパーチョッパー」から始まっており、色別の単色のパーカーにデニムのショートパンツという衣装でリズミカルかつスポーティーに演じたこの曲目はCopiaのカラーをいの一番から全面に出しているように思えた。
 それは、後の4曲も一緒であり、トリの「LA LA LOVE TRAIN」では青色の上着と色別のパニエという衣装でタオルを振り回しながら「最後の最後」を飾るのにふさわしいキラキラとしたパフォーマンスであった。
 ただ、セットリストで一番印象的だったのは、3曲目の「飛行実習」であった。この曲目は黒のワンピースで爽快感溢れる曲を踊っていたのだが、セットリスト欄にも載せている背景動画が秀逸であった。なんでも、昨年新設された明治大学の総合数理学部先進メディアサイエンス学科(通称:FMS)の学生がこのUNIDOLに際して、製作した渾身の力作だったそうである。
 個人的に調べた所、このFMSというのは面白い学科らしく、「コンテンツを制作・発信」することに重点を置いているらしく、ホームページを見るに、色々と積極的に外部のコンテンツプラットフォームを活かそうとする意欲に満ちている。
 この背景動画はまず90年代の3Dが出始めの頃の3D映像で航空エンジンの映像が出てから、「一筋の光が指している」青空を「未来に向かって」進んでいくような感じの映像が続いた後に、ピンクの幾何学的模様がくるくると回る映像を経て、最後は流星が大宇宙を駆け巡るかのような映像で締めるという壮大な作品であった。
 当初は曲名を知らなかったので、「宇宙」絡みの曲なのかなぁ?と思いながらも、この演技を見ていたのだが、改めて「一人の学生がこのような作品を作れるとは!」と感嘆するばかりであった。
 SPHの後で、投票・結果発表が待ち遠しい中、このような素晴らしい演技を見れて、幸せであった。機会があれば、冬季もぜひこのような背景映像とともにパフォーマンスを見てみたい。

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