1-8.Choco'to カカオ%(ちょこっとカカオ)(早稲田大学)
8番目は早稲田大学のChoco'to カカオ%(ちょこっとカカオ、通称:ちょこカカ)であった。
このチームは「管理運営部門とパフォーマーが分離している」チームであり、「ユニドルのエース」であるSPHさんに類似した構造である。また、中国籍のメンバーも在籍している。それ故に、「ユニドル全体の発展」という観点では期待値の高いチームであった。
実はこのチームは東京大学の5月祭にて一度見ていたのだが、「オリジナリティ」という側面では今までのユニドルの中でトップクラスであった。そして、このチームの勢いが第3回のわせ女なんて呼ばないでを彷彿とした。したがって、「初出場で予選突破」の可能性も感じられた。
【セットリスト】(全面非公開)
1.ベリシュビッツ/さくら学院
2.タネ/ノースリーブス
3.アツはナツい/放課後プリンセス(これもわかりません)
【衣装】
1曲目はバスローブでの演技
それ以降はパニエに青い刺繍がついた白いドレス
【特筆すべき箇所】
・1曲目の前のイントロの映像はとてもスタイリッシュでまとまりのあるものでした。
・1曲目と2曲目の間のつなぎがとても秀逸であった。
・2曲目と3曲目の間に自己紹介のMCがあり、アイドルと遜色がなかったです。
・うちわを持って演じる3曲目は中国籍のメンバーであるカンバイさんが色気を出していました。
・しかしながら、曲目非公開であるにもかかわらず、セットリストの曲名表示がない上に、あまりメジャーでない曲目であったので、アイドルに関心のない人やライトファンにはきつい部分があった。
このチームは「ユニドルの優勝」を目的としており、運営の代表もそこそこのアイドル通であると伺った。メンバーも個性があり、期待値の高いチームであった。それゆえに、「選曲が命」とも言えるユニドルにおいて、観客を惹き付けにくいまたは「このチームに投票したいと思えない」選曲であったのは誠に遺憾であった。
しかしながらメンバーの個性・演出が突出しているチームであるので、観客受けとチームの個性がうまく重なった選曲を踏まえていつの日か見てみたい。