2-8.LolliPop(武蔵大学)

8チーム目は武蔵大学のLolliPop(ロリポップ、通称:ロリポ)であった。

 このチームは第1回優勝チームであり、その後も第4回でも決勝進出を行っている。また、昨年の東京大学駒場祭でもパフォーマンスを行なった。そして、なんといってもメンバーの個性がとても目立っているチームでもある。そのためか、今回は予選突破を望めるチームの一つであった。

(参考:第4回予選第4回本選2014-15winter予選)


【セットリスト】(全面公開)

1.チューしようぜ!/AKBアイドリング‼︎

2.真夏の天体観測/つりビット

3.大器晩成/アンジュルム

4.You are a star!/Luce Twinkle Wink

【衣装】

ピンクまたは水色のパニエ+白いデニムのベスト+銀のスパンコール

(4曲目のみタオルも)

【特筆すべき箇所】

ロリポップの今回のコンセプトは「カップケーキやマカロンのようなスイーツさ」のようでした。

・1曲目は個人的に思い入れのあるAKBアイドリングということもあって、出だしからとても好印象であった。

・2曲目はもえちんさんのパフォがとても際立っていました。

・3曲目は前日にSPHがセットリストの最初に持ち込み、迫真の演技を見せた曲でしたが、SPHが他人を寄せ付けず、純度の高い芸術作品として演技していた一方、ロリポップのは「カーニバルやパレードのように」観客も加われる和気あいあいとした雰囲気のパフォーマンスでした。

・タオルパフォーマンスのある最後の曲はまず5人で演技をしていて、いのっちさんの演技が目立っていたのですが、そこから増員の演出があり、大人数で「アニメのようにムラやブレのない」演技を見せてくれました。

 このチームは第4回予選の前にあったイベントから見始め、第4回予選、第4回決勝、駒場祭、第5回予選と見てきたのであるが、一曲目で「これだ」とコンセプトを主張し、そのままその路線でセットリストをこなすチームである。

 そして、その路線がバラエティーに富んでいて、ライトなものもあれば、シリアスなものもあり、はたまたコミカルなものもある。

 そんな中今回は甘い味覚を視覚で惹起させるようなセットリストで再び本戦チームに返り咲くこととなった。

 いのっちさんやもえちんさんを擁する主力の3年生はラストユニドルなので、彼女たちが決勝でどのような演技を見せつけるかが楽しみである。