2015夏ユニドル本戦7:ももキュン(早稲田大学)

本戦7番目は早稲田大学のももキュンであった。

 早稲田大学所沢キャンパスのAKA Wasedaというダンスサークルの有志が結成したこのチームは昨年の第1回ユニドルフレッシュから参加しているが、前回は敗者復活戦を3位で突破した。

 その勢いで臨んだ今回もスモークや背景映像などの演出を所々に織り込んで、見事1部を4位で通過し、3位通過を果たしたももの神詰めとともに、わせよばに続く"早稲田の新星"の一つとして存在感を出した。

 今回は「初めて"純粋な"決勝進出チームとして臨む」決勝であり、どのようなセットリストを組み立て、"早稲田の新星"としていかなる存在感を出していくかに注目した。

【セットリスト】
1.未確認中学生X(私立恵比寿中学)
2.アンダンテ(ひめキュンフルーツ缶)
3.Cheeky dreamer(Cheeky Parade)
4.がんばって青春(SUPER☆GiRLS)
5.言い訳Maybe(AKB48)

(衣装)
胸に桃の形をしたワッペンを付けたメタリックカラーの複数色のベスト+メタリックカラーでレインボー調のスカート

【公演内容】
・まず「グーグルで"ももキュン"と検索すると...」というワクワク感を抱かせるオープニング映像から始まった。

・はじめから最後まで激しい勢いでセットリストをこなしていたのだが、特段2曲目ではキックの力強さが目に止まった。

・また、3曲目と5曲目は有名曲でだけあって、観客の盛り上がりが演技の激しさも相まって、全チームの中でもトップクラスであった。

・そして、4曲目ではチョコレートのプレゼントパフォーマンスもあり、観客へのサービス精神が豊富であった。

【まとめ】
 このチームはダンスサークル出身だけあって、演技に激しさがあるのは当然のことである。しかし、セットリストの組み方、背景映像やプレゼントパフォーマンスといった観客を沸かせるための演出にも富んでいた。

 やはり"早稲田の新星"だけあって、その名に恥じない圧巻の演技であった。

 このチームは早稲田アイドルでの"ポストわせよば"時代において絶対的優位に立つであろう。