2015夏ユニドル本戦12:Tomboys(東洋大学)

12番目は東洋大学のTomboys(通称:トムボ)であった。

 このチームは初出場であった2014夏ユニドルで予選2部を2位で通過し、彗星のごとく現れ、決勝でも3位にランクインしたチームであった。

 「戦闘力が高い」という言葉が似合うようなダンスやパフォーマンスに勢いのあるチームであり、今回の予選も2部を2位で通過した。

 今回メンバーの個人的事情から主力である現3年生の大半が不参加である代わりに、入学したばかりの1年生が3人ほど決勝に参加することとなった。

【セットリスト】

1.流れ星(愛乙女☆DOLL)

2.常夏ハイタッチ(SUPER☆GiRLS)

3.夏空ダッシュ(PASSPO)

4.アイシテラブル(SKE48)

(衣装)
予選と同じ白い水玉模様のある水色のスカート+色別の襟のついた白いシャツ+色別のバンタナ+顔にラメ

【公演内容】
・メンバーチェンジがあったためか、今までの「戦闘力が高い」な雰囲気の中に「(味覚面での)甘み」が入り込んでいくのが感じられた。そしてその"甘み"が今までのクセをオブラートに包み、より観客に近くなっているように感じられた。

・2曲目では4期生のりおりおさんが、3曲目では今回初めて参加した5期生(1年生)の3人が、それぞれ見せ場を作り、存在感を出していた。

・3曲目は「夏祭り」の背景映像とともに、スパンコールの布を振り回してのパフォーマンスが見応えがあった。

・トリの曲では先述の"甘み"がとてもにじみ出ており、全体で「今までとは違う魅力」を出していた。

【まとめ】
 1期生の卒業や3期生(現3年生)の実習といった事情から大幅なメンバー変更を伴ったチームではあるが、そのメンバー変更が今までの「戦闘力の高さ」から来る独特の癖を和らげ、更にファンを獲得する下地になるように感じられた。

 5期生である現1年生は3人以外にもいるそうなので、これからの大会でどのような側面を見せるかが楽しみである。