2015ユニドルフレッシュ7.成城彼女(成城大学)

7チーム目は成城大学の成城彼女(通称:城カノ)だった。

 このチームは直近の2015夏大会で彗星のごとく現れたのだが、予選通過こそならなかったものの、予選・敗者復活戦ともに見ていて、「伸びしろの多さ」を感じたチームの1つであった。(参考:2015夏予選2015夏敗者復活戦)

 それゆえに、今大会でどれだけの爪痕を残せるかに焦点を当てていた。

【セットリスト】(トリのみ公開)

1.暦の上ではディセンバー/ベイビーレイズ

2.ミニモニじゃんけんぴょん/ミニモニ

3.レーザービーム/Perfume

4.抱きしめてアンセム/チームしゃちほこ

(衣装)

色別パニエ+銀の線が付いた白ベスト

【公演概要】

・セットリストはあまりユニドルでは行わない演目が中心であった。特段Perfumeをやるユニドルは関東では初めてであった。

・背景映像は最初と最後が「児童公園で遊具をバックにメンバーが楽しむ」、2曲目が「こどもの絵日記のようなタッチで歌詞を表示」、3曲目が「宇宙を背景に歌詞を表示」といった具合である。

・1曲目から演技に激しさがあり、背景映像と曲調と合わさり、「出だしの勢い」があった。

・じゃんけんでセンターを決めるという前振りから始まった2曲目は背景映像をバックにうさみみを着用して、元気かつ"ひょうきん"な演技が印象的であった。

・3曲目はレーザーのような照明の演出とメンバーの動きの素早さがあってか、このセットリストの中で一番の見せ場となり、客サイドも鳴り物を鳴らしていた。

・事前公開されていたトリの曲は中間の二曲から最初の雰囲気に舞い戻った上で、今までの楽曲で盛り上がっていた観客を更に激しさにいざなっているようであった。

【まとめ】

 このチームは直近の2015夏の予選と敗者復活戦を拝見して、ユニドルにおいて発展可能性が最も秘められたチームの一つのように感じられた。

 結果発表時のコメントにおいては「"城カノ"という名称が広まって欲しい」という旨を述べていたが、今回のパフォーマンスにより少なからずチームの印象付けは観客に対して上手く行なえたように思われる。

 それゆえに、今回は入賞を逃したものの今後が益々楽しみなチームである。