ユニドル2015-16winter.Ameijing(明治大学)

 敗者復活戦の17チーム目であり、Picon(スマホアプリ)の集計による特別枠を勝ち取ったのは明治大学のAmeijingであった。

 このチームは前回大会から参加しているのだが、前回大会ではダンスのフィジカル面や大人数での圧倒感で印象が強かったものの、「明治大学といえばCopia」という固定観念があったためか、強い印象が持てなかった。

 しかし、Copiaも参加したfresh大会で観客の沸き・ダンスパフォーマンス・セットリストの進行の全てが秀逸なパフォーマンスをこなし、「明治にAmeijingあり」という印象を残していた。

 今大会でも強がりセンセーションの#夢の続きを取り入れたセットリストで3部4位(審査員順位2位)に名を連ね、今大会の敗者復活戦突破の有力候補でもあった。

(セットリスト:一部事前公開)

敗者復活戦

1.BRAND NEW WAY(東京パフォーマンスドール)

2.C.P.U.?(Cheeky Parade)

決勝

1.初日(AKB48チームB:※シークレット曲)

2.無限大少女∀(Cheeky Parade)

3.希望的リフレイン(AKB48)

(衣装)

敗者復活戦1曲目:水色のワンピース(ボタンの部分がボンボン)

敗者復活戦2曲目&決勝:Cheeky Paradeの「無限大少女∀」を模した黒一色の衣装

 まず、敗者復活戦1曲目は「冬だけど熱い」の一言に尽きた。それぐらい決勝戦、パフォーマンスへの思い入れが強い出だしであった。

 2曲目も大胆な動作が目立ち、今までよりも一段進んだパフォーマンス力を見せつけていた。

 結果発表を経て、トップバッターで始まった決勝戦は1曲目にAKB48の初日を取り入れ、「今日が決勝進出チームとしての初日」であることを観客に印象づけた。

 2曲目はユニドルの定番"チキパ曲"だったのだが、ダンスにおいて、サビの部分で大胆な動作をこなしており、「ダイナミックな演技」を魅せつけていた。

 3曲目は今までの楽曲の持つ勢いとトリ特有の余韻がうまく合わさって、観客の"沸き"も最高潮に達していたのが印象的であった。

 今回特別枠であったとはいえ、初めて決勝の舞台に降り立ったのだが、今までの経験が実を結んだためか、強豪チームに負けじ劣らじの演技であった。

 明治大学は今回2チーム(Ameijing、四女革命)とも決勝に駒を進め、名門Copiaを有するユニドル王国の一つでもあるのだが、今後もAmeijing並びに明治ユニドルがどのような展開を見せるのかがますます楽しみになった。