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ユニドル2015-16winter.成城彼女(成城大学)

 敗者復活戦のトリを飾り、見事トップ通過で決勝のトリも飾ったのは成城彼女(通称:城カノ)であった。

 このチームは前回大会で颯爽のごとく登場したのだが、予選では16人という大人数こそ揃えていたものの、チーム名も決まっていなかった程だったためか、「大人数を揃えただけ」の印象しかなかった。

 しかし、敗者復活戦までにチーム名の決定や外部イベントでの活躍を踏まえたのか、敗者復活戦では存在感を示した。

 敗者復活戦での存在感を踏まえた上で臨んだfreshでは4位に名を連ね、勢いを更に増した上で12月の今大会の予選に挑んだのだが、惜しくも1部4位で敗者復活戦に回ることとなった。

 敗者復活戦に回ったとはいえ、チームの存在感、ファンの支持の熱心さといったものは決勝進出チームと同等であり、予選と敗者復活戦との間に外部イベントの場数を踏んでいて、敗者復活戦突破の最有力候補であった。

(セットリスト:事前公開)

敗者復活戦

1.君の代わりはいやしない(モーニング娘。)

2.Believe(ももいろクローバーZ)

3.彼女になれますか?(AKB48チームK)

決勝

OP.ポピパッパパー(乃木坂46)

1.命は美しい(乃木坂46)

2.ガールズルール(乃木坂46)

3.彼女になれますか?(AKB48チームK)

(衣装)
敗者復活戦:白黒チェックのワンピース

決勝:植物柄の白色のワンピース

(映像:製作者であるやまも氏(@gegegeyamamo)から許可を受けて掲載しております。)

(敗者復活戦)

(決勝)

 まず、敗者復活戦の1曲目からフォーメーションのブレこそあったものの、激しさがあり、「ダンスパフォーマンスを見せつける」という姿勢が感じられた。

 そして、2曲目はシンクロの完璧さ等の高いダンススキルが求められるサビの部分を上手くこなしており、 ダンススキル面での伸びが圧倒的であった。

 最後はチーム名とも関連の深い「彼女になれますか?」だったが、メンバーの理想のデートを収録した背景映像を含めた上で、うまくセットリストを着地させていたのが印象的であった。

 このような「映像・衣装の城カノが"ダンス"を見せつける」というメッセージが観客に上手く伝わったためか、予選は見事トップ通過。

 トップ通過を経て、臨んだ決勝のトリでは、事前に告知していた原点とも言える「乃木坂46」を前面に出したセットリストで、観客を魅了していた。

 特に前回の敗者復活戦でも披露した命は美しいは今回初めて城カノを見る人も昔から城カノを見る人も圧巻した。

 このチームは前回大会から追ってみて、大会ごとに様々なものを見せてくれるチームなのだが、今回は就職活動に伴って初めて”次世代”がメインになる大会だけあってか、freshの4位入賞も踏まえて、"下克上"が一番期待できたチームであった。

 今回の決勝進出は敗者復活戦1位通過を経ての事であったため、ファン並びにチームにとって今回の大会は100%の出来とはいえなかったかもしれないが、歴代の敗者復活戦1位通過のチームには

・第3回敗者復活戦1位通過後、2大会連続で準優勝を勝ち取ったドルクラ

・第4回敗者復活戦1位通過後、第1回fresh優勝、第5回2部1位通過&優勝を果たしたCopia

といった具合で、その後の大会において強豪チームに名を連ねることとなったケースがある。

 更に、今回は最終的に総合6位という結果となり、敗者復活戦から勝ち上がったチームであっても、ストレートで勝ち上がったチームと対等に渡り合えることを証明してくれた。

 それに、このチームには様々なイベントを通じて獲得した「ユニドルそのもの以上に城カノが好き」というファンが多く、関西ユニドルの強豪Cotton candyや関西ユニドルの新星Pichicartに通ずるものがある。

 したがって、城カノは夏大会において100%どころか200%の出来が期待できるであろう。