ジャパンポップカルチャーフェスタ2.ブラウン管娘
続いては、ブラウン管娘という昭和歌謡をアカペラで歌う女性グループであった。
なんでも、上智大学に本部が有るらしい。
歌ったのは、松田聖子さんの青い珊瑚礁、ピンクレディーさんのSOSだった。
まず、青い珊瑚礁についてだが、オリジナルはこのような「昔ながらのラムネやサイダーを飲み干す爽やかな」感じなのだが、アカペラにすることで、「スターバックスやタリーズ」的なおしゃれさが加わっている感じがした。
この曲については、松田聖子さんのヒット曲で有るだけでなく、幼少期親が車中で掛けていたCDでよく聞いていた曲だったので、思い入れが有るのだが、このアレンジはとても魅力的だった。
次に、ピンクレディーのSOSであるが、原曲はこのような感じでトゲトゲしくも勢いのあるピンクレディーの最盛期を表しているような曲であったが、そこにパステルカラーの美しさを入れて、「若い人でも楽しめる」曲にしていたのが印象的であった。
このように、昔の曲を今風にアレンジするというのは「名曲を惹起する」という意見もあれば、「名曲を冒涜する」という意見もある。
かく言う私も個人的にもあまり好きではないアレンジも多々あるが、ブラウン管娘のカバーはとても耳心地の良い感じであった。
また機会があれば、是非聞いてみたい。
by 白さん
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