2014 fresh 9.筋dol(東京医療学院大学) #unidol
9チーム目は東京医療学院大学の筋dolであった。
このチームは東京医療学院大学という2011年に新設されたリハビリテーション寄りの医療系の大学の1年生により結成されたチームである。
医療系の大学の1年生によって結成されたということで、昨年度の埼玉県立大学Maybeを彷彿とさせるチームであった。
なので、「大学の顔となり、大学を知ってもらう」という事にユニドルの存在意義を求める身としては気になる存在であった。
また、某電子書籍を彷彿させる音読みと各メンバーに「筋肉」を割り当てるコンセプトはとても秀逸と言えた。
セットリストは以下の通りであった。(事前非公開)
1.beat generation (Fairies)
2.私、ちょいとカワイイ裏番長(スマイレージ)
3.すっちゃかめっちゃか〜(berryz工房)
4.愛ってもっと斬新(℃-ute)
(全体講評)
まず、選曲はあまりアイドルのカテゴリーに分類されにくいFairies、しかもbeat generation を最初に入れたのが印象的であった。
衣装もパニエ付きのドレスの上に赤色の上着を着せることで、「衣装でも"魅せます"!」という形となっていた。
(各曲詳細)
1曲目のbeat generationは関節だけでなく、指も細かく動いていたという演技面はもちろんのこと、今まで珍しかったfairiesだけあって、先述の衣装とともに、初めから強烈な印象を受けた。
その勢いは2曲目の私、ちょいとカワイイ裏番長でも続いており、こちらでも、メンバー間のダンスの合わせの良さ、ここの動作の細かさが感じられた。
しかしながら、3曲目のすっちゃかめっちゃか〜で一旦スタミナが切れたのか、多少のズレがあったことは否めなかった。
ところが、トリの愛ってもっと斬新になると、関節だけでなく、指までしっかりと動いた演技に戻っており、一つ一つの動作もしっかりと連携して、滑らかになっていた。
(今後の展望)
今回のunidol freshに当たって、筋dolというチームはもちろんのこと、東京医療学院大学という大学を知ることとなった。
それだけでなく、セットリストも非公開であったため、どのような演技を行うかも未知数であった。
しかし、蓋を開けてみれば、演技の一つ一つが細かく、綺麗に施されており、とても見ごたえがあった。
それ故に、観客の感性に広くあまねく感じさせるように思われ、優勝してもおかしくないように思えた。
残念ながら、第5回大会への出場はしないようなのだが、もし今後UNIDOLの大会やイベントに参加するときはまた異なるジャンルのグループ(特に48グループ系)の演目を見てみたい。