ユニドル2015-16winter決勝3.Lollipop(武蔵大学)
決勝の3チーム目は武蔵大学のLollipop(通称:ロリポ)であった。
このチームは栄えあるユニドル初代王者であり、1曲目でセットリストの方向性をしっかり定めて印象を残すチームである。ここ最近はKPOPなどをこなすダンス路線から地下アイドルの影響を受けた「可愛い」路線に舵を取っている。(参考1,参考2)
今回は第4回からユニドルの様々な局面で印象を残してきた3年生が引退し、freshを経験した1年生並びに2年生で構成された「新生ロリポ」だったのだが、なんとか1部3位で通過した。
そのため、「新生ロリポ」としての初めての決勝でどのようなものを見せるかに注目した。
(セットリスト:事前公開)
1.会いたかった(AKB48)
3.梅(私立恵比寿中学)
4.彼女になりたい(ハロプロ研修生)
(衣装)
ハートの刺繍がついた白色のワンピース
(映像:製作者であるはいつ氏(@hi0113tz)からの許可を受けて掲載しております。)
まず、現代アイドルを代表する有名曲「会いたかった」を1曲目にして、いきなり「可愛さ」を前面に出してきたのが印象的であった。
"沸き"やダンス力が評価対象になりがちなユニドルでは意外にも「会いたかった」を1曲目にしたチームを見たことがなかったためか、却って強い印象を残した。
そして2曲目では、かわいさだけでなく、爽快感も見られ、3曲目ではダンス面において、手さばきが上手く、目に留まった。
最後の曲においては、今までの勢いを更に加速させ、観客を上手く盛り上げさせていたようにおもえた。
このチームは第4回から見ているチームなのだが、日に日に「可愛さ」が増しているチームである。
最初ユニドルで演目を見た時(参考)は「サイバーチックな雰囲気でダンスをきっちりこなす」という印象があったのだが、現3年生が主体となって、「可愛さ」や「地下アイドル感」といったものが取り入れられ、更に存在感が増したように思える。
これからこの”新生ロリポ”がどうなるかわからないのだが、ますます楽しいことになりそうな感じはする。