1-4.SPH mellmuse(エスピーエイチメルミュゼ)(上智大学)
4チーム目はSPH mellmuse(エスピーエイチメルミュゼ)(上智大学)であった。
このチームも第1回から出場しており、第1回3位、第2回・第3回準優勝、そして、第4回で悲願の初優勝を飾った「ユニドルのエース」と呼ぶべきチームである。しかしながら、UNIDOL FRESH、第5回UNIDOLと入賞を逃しており、「返り咲き」が望まれるチームであった。(参考:第4回予選・第4回本選・2014fresh・2014-15winter)
ただ、就活や卒業などによるメンバーの入れ替えにより「カラーの変化」が見られた上に、新メンバーとして元ユナイレージ(第4回敗者復活戦突破チーム)のよーこまるさんも加入したことから、「返り咲き間違い無し」と思える雰囲気ではあった。
【セットリスト】(全面非公開)
1.大器晩成/アンジュルム
まりりん、ゆっこ(8期)、そるる、はるち、まなみるく(9期)、くみ(10期)でのユニット曲
2.Future Diver/でんぱ組.inc
ゆっこ(8期)、セリン、そるる、ひまわり、まなみるく(9期)、よーこまる(11期)でのユニット曲
まりりん(8期)、セリン、はるち、ひまわり(9期)、くみ(10期)でのユニット曲
この曲のみ全員での曲
【衣装】
白か黒のスパンコールの衣装
【特筆すべき箇所】
・いきなりアンジュルムの大器晩成で始まり、「SPHの復活」を実感いたしました。まるで「静けさから激流の渦が発生して巻き込まれていく」ような感覚でした。
・Future diverでは初めの方の黄色担当のひまわりさんが体幹のバランスをうまく取っていたのが印象的でした。またゆっこさんの明るい表情が目に止まりました。
・そしてチームKの代表曲である「転がる石になれ」をセットリストに持ってきて、セットリストの勢いを更に増していたのは高評価です。最初の円陣を組む演出も「SPHの復活」を表現しておりました。
・トリのLOVEマシーンはサビ前のまりりんさん、セリンさん、よーこまるさんの仕草、「LOVELOVEマシーン」でのはるちさん、まりりんさん、ひまわりさんの仕草がそれぞれ観客を惹きつけており、最後にセリンさんが締めくくりをして、うまく着地点を定められたのも秀逸でした。
このチームは初めてユニドルを見に行った第3回での衝撃が忘れられず、その後母校のチームが増えたにもかかわらず、一押しグループの群に組み入れていました。そんなこともあってか、第4回の優勝も自分のことのように嬉しかったものです。しかしながら、ここ最近他チームが台頭していく中で、なかなか結果を出せないでいたところ、今回「SPHのリニューアル」をうまく表現し、予選を第二位で通過できたので、とてもうれしい限りです。
この勢いで、「首位返り咲き」を見てみたいものです。